前の記事でコンビニバイト時代の良くなかったことを書きましたが良かったことを書いていきたいと思います。
1 自分の限界まで仕事に打ち込んだことで仕事が出来ない人から一般人にレベルアップ出来た事
オーナーさんは元一部上場企業で海外勤務などをしてきたエリートです。奥さんの親族がコンビニを始めたのきっかけでコンビニオーナーになられたそうです。
前の記事でも書きましたが一般的な労働時間よりはるかに働いてますよね?オーナーさん自身が若いころよく働いたそうで私にも同じ経験で育てようということで質より量で働きました。
その結果このコンビニを退職した後、別のコンビニで働くのですが、そこのオーナーさんから働き始めて3か月で社員にしてもらい、辞めた後も店長が辞めた時や新しい店舗を出店する際に連絡が来て店長しないか?と言われます。
2 考えてもアイディアが出てこなかったので読書する習慣がついたこと
オーナーさんから商品を売るためによく「考えろ、考えろ、考えろ。」と口を酸っぱくして言われてました。
でも仕事が出来ないので考えてもアイディアが出ません。周りはアルバイトさんやパートさんでアイディアをくれる人はいません。その中でオーナーさんからアイディアを求められます。
困った私は本に答えを求めるようになります。これがきっかけで私は読書をするようになり今では月に10冊は本を読む習慣がついています。
3 自分が不得意なことは他人を頼ること
新商品を売る際にPOPを作らないといけなかったのですが、絵の才能や言葉選びの才能がなくて全く作れませんでした。作成してもあまりのクオリティの低さにオーナーさんに破り捨てられました(笑)
今の時代ならAIを使えばいいのでしょうが当時はそのようなものはなく困り果てて最終的に絵の上手いアルバイトさんに頭を下げてお願いしました。オーナーさんからは「なんで自分でやらないんだ!」と怒られましたが。
売り場作りは好きだったので私がしましたが、POPはアルバイトさん作ってもらい結果、新発売の商品販売数で地区一位を何度も取ることが出来ました。中には何週間にも渡って高い販売数を維持する商品も出てきました。
この経験から自分の不得意な事は頑張るのではなく、得意な人にやってもらえば良い結果になるという成功体験を得ました。
これらの経験をしたことで当時は辛くて辛くて仕方がなかったですが、今思えば私の人生の土台を作ってくれた貴重な経験をさせてもらったことには感謝しています。